こんにちは。
ここ最近は梅雨らしい雨の日が多いですね。
海に入ってしまえば何も問題はないのですが、ダイビングの準備の時間や片付けの時間に雨が降っているとやっぱり嫌なものです。
ただ雨に負けずここ最近は毎日潜っています。
今日は最近、僕の中で流行りの前ボケ写真について。
撮りたい被写体の前に綺麗な色の海藻やヤギなんかがあったら、その綺麗な海藻の間から撮影したい被写体を撮影すると、被写体の前にある海藻にはピントが合っていないので、ボケて写るんです。
これを前ボケと言います。
例えばピンクのカニノテという海藻が葉山には沢山生えています。

このカニノテを撮影したい被写体の前に入れると、こんな写真が撮影できます。

なんとも柔らかなピンク色が出て綺麗な写真になります。
この写真は1眼レフで撮影した写真なのですが、コンパクトデジカメで撮影した写真でも、1眼レフほどのボケた色味を出すのは難しいですが、この前ボケを使って撮影できます。
オリンパスのTG5で撮影した写真です。

この2枚は同じ場所のヒメホウキムシを撮影してもらった写真なのですが、今までも撮影してもらってはいたのですが、ピンクのカニノテが無い方向から撮影してもらって、ヒメホウキムシだけを綺麗に撮影してもらっていたんです。
そんなある日、今までとは違う方向から、このヒメホウキムシを撮影している人が!!
その時に撮影された写真がこの写真。西堀由紀子さん撮影の前ボケ・ヒメホウキムシです。(この写真も前の2枚と同じヒメホウキムシです)

僕的には衝撃を受けた1枚!
この写真を見てから、みなさんに今までと逆の方向から撮影してもらうようにしています(笑)。
こういうひらめきってとっても大事なんなだー!って思った写真でもありました。
今日は前ボケ写真についてのお話でした。